ジオパークとは、ジオ(大地)とパーク(公園)を組み合わせた言葉で、地球の歴史がわかる貴重な地質遺産や地域資源を保全し活用することで持続可能な地域づくりを行う取組です。「保護・保全」「教育・研究」「経済活動」を活動の三本柱として、郷土を深く理解する人材の育成、地域らしさの構築、持続可能な社会づくりを推進しています。地域資源をより魅力的に学び楽しめるよう、大地と生態系と人々の営みのつながりに基づく成り立ちや背景をストーリーとして加えて紹介しています。
ジオパークは、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の正式事業として世界各国で取り組まれています。日本では、日本ジオパーク委員会に認定された日本ジオパークが46地域あり、そのうち9地域がユネスコ世界ジオパークに認定されています。(2022年4月現在)
下北ジオパークは、むつ市と大間町・東通村・風間浦村・佐井村の5市町村で取り組んでおり、2016年度に認定、2020年度に再認定されています。
太平洋・陸奥湾・津軽海峡という特徴が異なる3つの海に囲まれ、多様な地質が表れた「まさかり」形をした本州最北に位置する下北地域。「恐山」や「仏ヶ浦」など全国的に知られる景勝地のほか、大地と海、それらに育まれ守り継がれてきた生態系と人々の営みが下北ジオパークの見どころです。
下北ジオパークの活動や見どころなどについては、こちらのホームページをご覧ください。