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健康福祉部健康づくり推進課
〒035-8686
青森県むつ市中央一丁目8-1
電話:0175-22-1111(代表)
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たばこの煙には4,000種類以上の化学物質が含まれ、60種類以上の物質に発がん性があるといわれています。喫煙者本人のみならず、喫煙者の周囲にいる人がたばこの煙を吸わされる受動喫煙により健康に悪影響を与えることがわかっています。
喫煙は成人死亡のもっとも大きい危険因子と言われています。がん(肺がん、喉頭がん、食道がん、肝臓がん、胃がん、すい臓がん、子宮頸がんなど)、脳卒中、心筋梗塞、狭心症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、2型糖尿病、歯周病など多くの病気のリスクを高めます。また、妊娠中の女性の喫煙は、早産、胎児の発育不全や低出生体重のリスクを高めます。
左側がたばこの葉を入れた状態で育てたかいわれ大根、右側は水道水のみのものです。たばこの葉を入れたかいわれ大根の種はまったく発芽しませんでした。それは、たばこに含まれる有害物質の影響によるものです。
加熱式たばこは、たばこ製品のひとつで、近年急速に流行し始めています。加熱式たばこの長期使用による健康への影響については、まだ使用が開始されてからの年月が短いため明らかではありませんが、有害成分の分析結果から加熱式たばこから発生する化学物質の種類は、紙巻たばこと比べほぼ変わらないものの、ニコチン以外の化学物質の量は少ないという学会報告があります。加熱式たばこは紙巻たばこに比べて害が少なく周囲への受動喫煙を軽減できるというイメージを持つ方もいるかもしれませんが、有害物質による病気のリスクとニコチン依存の可能性があると言われていることから、加熱式たばこもについて紙巻たばこと同様、禁煙や受動喫煙を防止することが大切です。
禁煙に興味のある方は、禁煙方法について知りましょう。禁煙は、治療を受けて薬を使うことで「比較的楽に」「より確実に」「あまりお金をかけず」禁煙できるようになりました。
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