むつ市議会第255回定例会市長施政方針

むつ市政への情熱は、就任して3,158日を経た今日この日、この瞬間も全く変わりません。ただ、今は達成感と充実感に満ちています。

むつ市議会第255回定例会の開会に当たり、令和５年度の市政運営に臨み、所信の一端を申し述べ、議員各位及び市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。

今定例会に提案いたします予算案は、「未来への架け橋」としました。

来年度１年の事業だけではなく、この先、5年、10年先の未来への道しるべ、未来への設計図となるように編成しました。あらゆる事業に私から市民の皆様へのメッセージを込めています。予算案の審議を通じて、この内容を明らかにしていくことを私は楽しみにしています。

これまで、あるいは今回の予算で、多くのことを達成したとしても、むつ市政に終わりはありません。未来永劫、市民の皆様の暮らしに向き合い、未来に立ち向かう必要があります。

そしてそのことは、市民の皆様を真ん中に、市長が先頭に立って市職員を統率し、市議会と協力しながら達成することです。

何よりも自己決定を大切にして、新しい未来を自分達の力で手繰り寄せる必要があります。

言うのは簡単ですが、これは非常に難しいです。毎日が重い決断の連続でしたし、何よりもその決断に未来がかかっています。時の洗礼を受けて、いずれ歴史の審判が下ることになるそのとき、沢山のことが生まれた８年８か月であったと評価されることに期待をしています。

今はただ、本当に一日一日、一瞬を大切に、市長を続けています。

今定例会も、皆様と議論と対話を深めて、より良いむつ市政となるよう取り組んでまいります。