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高級白身魚の代表格として刺身や寿司ネタとして用いられている、関根浜産の『ヒラメ』についてお伝えします。 |
ヒラメは昭和62年に青森県の魚に指定されており、漁獲量は全国トップ。なかでも、本州最北端・下北半島に位置する関根浜地区は、北海道を望む津軽海峡に面し、良質なヒラメが獲れる地域です。
産卵期は5月から7月、産卵後1日から2日でふ化し、約1ヶ月の浮遊期間の後に水深10mより浅い砂、砂泥域に着底、成長に伴い深い所へ移動します。生息域は水深100mより浅い海域で、寿命はオスが10歳以上、メスは20歳以上です。
ヒラメはほぼ周年にわたって県内全域で漁獲されますが、日本海から津軽海峡西部の主漁期は5から7月、陸奥湾から津軽海峡東部は5から7月と11月から翌年1月頃となります。
ヒラメは活けしめ脱血処理を施すことでさらにおいしくなりますが、おろしたての活魚の刺身は、コリコリとして歯ごたえがよく、とくに「縁側」と呼ばれるヒレの部分は、より脂がのっていて珍宝されます。
また、時間とともに身は柔らかくなり、うま味成分が一段と強まります。うま味のもとはグリシンやアラニン、バリン、グルタミン酸などのアミノ酸で、カレイよりもうま味成分が多いと言われます。
関根浜産のヒラメは高級白身魚の代表格として刺身や寿司ネタとして用いられ、近年、東京の築地を始め、各市場の業者間でも一目おかれています。
関根浜漁業協同組合
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